まだまだ。
革命×キャリアfeat.西野亮廣
イベントのスタッフになりたい。
そんなわがままを快く
引き受けてくださった運営の方達。
将来、福岡を支え変えていく
いわゆる「出来る」若者が
自分で考えて動けるスタッフとして
作り上げているイベント。
そのスピードや、決断力や
指示の出し方を
目の当たりにして固まる息子。
そりゃ、
今まで経験したイベントとは
レベルが違うよね。
大きなイベントで、
それぞれが忙しい。
誰かが、誘導してくれるわけでも、
話しかけてくれるわけでもない
全く知らない大人達の世界に、
彼を放り出してきた。
戻ってきた息子は、
自分なりに考えたことをやれた！と
やった仕事や西野さんの講演の話を楽しそうに
話す。
でもさ、このイベントに参加出来たのは
お母さんの人脈のおかげで
僕の力じゃないんだよね。
まだまだだ。
ん？私、失礼だけど
このイベントの運営の方を存じ上げてなかったし
息子が参加したいとこの方に直談判したから
そのあとにメッセでやり取りさせていただいただけなんだけど。
きっかけは、私が行ったフクコンだけど
繋がったのは彼で、イベントに参加出来たのも
自分が直談判したからなのに。
付き添い参加。
このグループを知ったのも、
私のFB。
でも、参加したいと言ったのは息子。
えんとつ町のプペルの絵と、最後の文章が
大好きだから。
そこでも、私は存じ上げない方と話す息子。
きっかけは、私かもしれないけど
繋がって、世界を広げているのは息子自身。
彼がきっかけで知り合い友人になった人もいる。
映画の宣伝アイデアを考えて印刷して
準備したのも、彼自身。
(ごめんなさい！私、全く見てない状況で
把握せずに参加してました)
西野さんに直接アイデアを出して
話を聞いてもらったのも彼。
私という媒体を通して
大人の世界を知る。
でも、彼が自分で繋がりを作り、コミュニティに
飛び込み、そして自分のコミュニティを作っている。
そこに気づいていなかった息子に
私がびっくりだ！
そして、会議でもアイデアを着実に
かたちとして進めている人を見て
僕はまだまだだ。と悔しがる。
まだまだ。彼の口癖。
一見ネガティブに聞こえることもある。
でも、まだまだ自分に伸び代があると
思っているから出る言葉。
現状に満足しない。
だから、今を一生懸命生きながら
前を向いて進み続ける。
子ども達の共通点だと私は思っている。
大人になると、現状に満足したり
井の中の蛙になることもある。
自分の価値観で、物事を判断して
他を否定する人もいる。
今を生きる。今を感じる。
そして、進み続ける。
そのまま、心のまま
進むことを辞めないで欲しい。
まだまだ。
そう思う彼のままでいい。
