太っちょ母ちゃんのドタバタ日記

一般社団法人OMOYAI代表 薬剤師、ハーバルセラピスト、アロマテラピーアドバイザー。予防医療や、子どもの教育を中心に教室運営、講演活動、イベント企画をしています。脳性マヒの中1男子と旦那様の3人暮らし。

枠外の親子(笑)

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ゴーシ先生のブログ「シャーデンフロイデhttp://www.goshisato1973.info/entry/2017/10/18/093349

すごくわかりやすい。

私と息子に例えて考えてみた。

子ども時代の私は

真面目で

みんなとも仲良くて生徒会や学級委員。

学校だって皆勤賞。

挨拶もするし、家の手伝いもよくする

いわゆる優等生。

多分、これが世間一般の私のイメージのはずだった。

でも、身近な大人達からは

「変わってる子」とか

アヴァンギャルド」とか言われてきた。

自分では、何のこっちゃ?と思うけど

先生達からは心配されるし親からは叱られる日々。

もっと「普通」に出来ないの?

もっと「普通」に考えなさい。

中学に上がる時も、高校に上がる時も

担任からの送る言葉で言われたのは

「送り出すのが心配だ。」

私、一体何をしたのか未だにわかっていない。

でも、そんな私も大人になり結婚し出産した。

まあ、「普通」と言われる子どもではなかった。

検診でも規格外。

公園でも、仲間に入れてもらえない。

幼稚園だって数十件探し回った。

理由は「うちは障がいがある子どもさんを

預かった事がないから」

肢体不自由だから、怪我はしやすい。

その責任は持てない。

指示が通りにくい。

協調性がない。

色々な規格外(笑)

個性と言う言葉にするとしても

社会の常識の理解を超える個性と言うのは、

はじかれるという学びをした時期。

だからと言って

歩けるし、走れる。

階段も上り下り出来る。

話もしっかり出来る。

理解力もある。

IQも高いし、自分のことは自分で出来る。

お母さんも独自の考え方があられる。

だから、ここの施設は卒業。

リハビリも卒業。

障がいという社会からもはじかれた(笑)

確かに療育の中で息子には合わないこと。

今からその考え方で生きていけるのか?

という疑問もあった。

そんな親子は、互いに互いで学び合い

生きるしかない。

理解をしてくださる方達ももちろんいる。

その方達に、教えてもらいながら

どこにも属せない生き方を模索してきた。

正直、辛い時も沢山あった。

もし、私が「普通」と呼ばれる親だったら

何かが違ったのかな。

「普通」と呼ばれる親だったら、

息子はどんな子どもに育ったんだろう。

と考えてみる。

…わからん!(笑)

私達の日常は、これが普通だから

違和感がない。

ある意味、社会とか常識とか

すでにその中を考えなくていい生き方をしている。

新しい事を考えてやってみるのが

大好きな親子。

そして、世の中が変わっていく時代。

恵まれた時代に生きてるよ。と

10年前の泣いていた私達に伝えてあげたいな。