太っちょ母ちゃんのドタバタ日記

一般社団法人OMOYAI代表 薬剤師、ハーバルセラピスト、アロマテラピーアドバイザー。予防医療や、子どもの教育を中心に教室運営、講演活動、イベント企画をしています。脳性マヒの中1男子と旦那様の3人暮らし。

こども起業塾こどもかんぱにーと息子の講演会

こどもかんぱにー5日目前半終了

今日は試作品作り

頭の中のイメージと 実際にやってみたギャップに戸惑うこども達

大人の経験値で難しいと伝えてしまうのは 簡単だけど、それはこども達の可能性を 潰してしまう

ギリギリまで考えて 作ってみたら出来るかもしれない

一緒にあーでもないこーでもないと やってみる方が私も楽しい

本番の制作まであと10日ある

その間にこども達が アイデアを考えて調べて試行錯誤してくるのが楽しみ!

私も出来る時間で考えて作ってみる

今回参加しているこども達が 一人一人、自分のお店を出すと 決めたかんぱにー

去年まではお菓子グループは みんなで一緒に作っていた

今回は調べて 作って販売までを各自で全部やる

誰かのせいにすることも サボることも出来ない

なかなかの挑戦でいい経験になるだろうな(笑)

私も、頭と体をフル回転にして楽しんでる

夜は息子一人での初講演会

2時間枠で50分そこそこしか話せなかった(笑)

参加者の方達が暖かくて 質疑応答でなんとか繋いでくださった

本人は猛反省してたけど これもいい経験

次に活かすって言ってたけど 次はあるのだろうか…

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障がいがなかったとして

もし、障がいがなかったとしても息子さんの今の選択を受け入れましたか?

そんな質問をいただいた。

彼がまだ幼少の頃 私は健常者に近づけようとしていました。

でも、小さい彼が私の手を拒否し、 やりたい事に夢中になる姿はとても幸せそうでした。

私が判断して彼の生き方を決める事じゃない。

毎日の生活の中で、自分のエゴから来るものを 少しずつ手放していきました。

障がいがある。

それも引っくるめての彼だと思って 生きてきました。

障がいがなかったら。を改めて考える機会をいただきました。

多分、彼がその時考えてる事をサポートし、見守るというのは変わらないです。

もしかして、今より口を出すかもしれないし、逆にもっと何も言わないかもしれませんが事実として そういう状況じゃないので、なんとも言えません。

ただ、私が経験した苦しい思いや、楽しい思いは、私のものでしかなく、他の人にそれが当てはまるかどうかはわからない。という感覚的なものは、思春期だった時期に私なりに実感して見つけた答え。

それが根底にあるので、親子といえど 共感しあわなくていい。

自分で生きていく道は、自分で見つけたら?と思えるまでにさほど葛藤がなかったのかもしれません。

ただ、まだ補助はいります。

金銭的にも、体の成長においても、精神的なことにおいても、経験値がある先を生きてきた人としてサポートすることが私の役割です。

旦那様は、旦那様の考えがあるから そこは、私も関与しません。

両親の意見や考え方が違うことがあるので 息子が戸惑うこともしばしば。

色んな考え方を知るのも必要だと思うし、 家族だからって同じじゃない。という環境が彼の日常です。

私には、私の考えがあり 旦那様には、旦那様の考えがあり。

何が正解かも間違いかもわからないし一人一人 違うものだから、私の答えが 誰かの答えになる必要もないと思っていますし、そもそも私の答えが誰かの答えになるなんて烏滸がましい押し付けは嫌いです。

今の正論や理想論は、この瞬間だけのものかもしれなくて、未来が変われば過去も変わると 思っているから、過去からの視点が強い私が 未来を見ている彼の生き方の邪魔はしたくない。

それが、私の答えです。

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起業を目指す中学生男子が語る「未来とリアル」

デジタルネイティブと言われる小・中学生がいます。

彼らは、生まれた時にはPCがありスマホが当たり前にある世界でした。

彼らはそれらのツールを使い世界を相手にやりたいことを発信し情報を受け取ることをやっています。

小学生がなりたい職業に You tuberがあがり、若くしてIT系の事業を立ち上げたり、アプリを開発し企業提携をする時代になっています。

といっても、そんな世界を生きているこども達は

そんな子は、選ばれた一部?

でも、AIの話題は身近なものとなり AIが人間の仕事にとってかわると言われるシンギュラリティ予想は2045年

今の子ども達はまさに働き盛り!

時代の転換期は今です。

ある男の子に出会いました。

穏やかで、どこにでもいる中学生。

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彼との出会いは、あるプログラミング教室のプレゼン会。

プレゼンを聞いて、彼に興味を持ち話しをしました。

やりたい事でIT系の起業を目指している彼は 特別な学校に通っているわけでもなく きっと私達が知っているような中学生でした。

話しをするなかで、彼はきっと今からを作っていく子で、今からの時代のモデルになっていく子だと確信しました。

そんな彼が、感じている「未来」

今、生きている「リアル」を聞いてください。

もしかして、あなたのお子さんが 目指す姿かもしれません。

登壇者

濱田智鵬くん

公立内浜中学3年

エクサキッズアイデア部門 最優秀賞、優秀賞をW受賞

エクサキッズ

先月行われた福岡発IT甲子園 3000人以上の来場者を記録し 一大イベントとなった。

http://exa-kids.org/

モデレーター

近藤悟

1989年生まれ。

Xanaduのオレンジ髪のギタリスト。

九州大学芸術工学部音響設計学科、 同大学院卒。

解散後バンドメンバー古林 侑樹と2014年11月より子供向けプログラミング教室ITeensLab.を立ち上げ。

古林 侑樹と2016年1月よりホワイトハッカー養成所Hackerz Lab.博多を立ち上げ。

2016年11月より一般財団法人サイバーセキュリティ財団の幹事に就任。

2017年2月 ITキッズフェスティバルEXA KIDSを立ち上げ

DJとしても活動。 オレンジの人(笑) 濱田君のメンターでもある

日時

3月24日(土)

10時〜11時30分

場所

福岡市中央区天神1-15-2 第6明星ビル7階

参加費

親子(大人1,小学生以上1) 2500円

大人 2000円 小学生以上追加料金 500円

未就園児 無料

こくちーずよりお申し込みいただけます。

http://www.kokuchpro.com/event/818a61d344dfac7735e16a4de8de0e8d/

キャンセルポリシー

開催日3日前より全額のお支払いとなります。 ご了承ください。

定員40名

主催 一般社団法人OMOYAI

主催者は黒子。そして進み始めた息子

ある日、ホームレス小谷さんのライブ配信を見ていて「お母さん、3万ある?」とのたまってきたことが始まり。

小谷さんの本30冊を購入したら、小谷さん自身が届けてくれるという企画を購入したかったから。

初めは、自分が小谷さんに会いたいから、本を読んでみたかったらという衝動だったはず。

衝動性からの行動力には定評がある息子(笑)

興味があったら赤信号も目に入らなかった幼少期よりはマシになったけど。

でも、小谷さんを知るにつれ、皆んなにも小谷さんを知ってほしいと口にするようになり、私が知らぬ間に色んな人を巻き込んでイベントをやる事に決めていた。

事後報告ばかりで、ハラハラしたりびっくりしたりと私の感情も忙しかったけど「口を出さないで!」の約束は、なんとか守ったつもり。

色んな失敗もやらかした。

飛行機の取り間違いで、ムダにキャンセル料がかかったり、PCの中に保存していた私のデータを消したり、皆さんへの連絡が遅れたり。

それも経験!とグッと我慢して友達に愚痴を聞いてもらった私。

私は今回、忍耐という勉強をさせてもらったのかも。

イベントをやる。ということも、息子の周りには、私も含めイベント主催をする大人が沢山いる環境で、案外、簡単に出来ると思っていたらしい。

弱音を吐く事もあったけど私は今回何も口出ししない。と決めていた。

辞めるなら辞めればいいし、やりたいならやればいい。のスタンスでいた。

そんな中、自ら色々な方と繋がりを作り皆さんに、アドバイスをいただいたり、応援していただきながらなんとかイベントを迎えた。

饒舌になるスイッチがどこにあるかわからない息子。

場を読むのが苦手だから、しらけたら皆んなが楽しくない。

司会は難しいと判断して、小谷さんを通じて知り合った方にお願いしていた。

全部、自分がやる!と言ってきかなかった、以前の息子より成長していることが嬉しかった。

それだけ、人を信じる事を学び信頼出来る人が周りにいてくれるという事だから。

イベント当日、主催者は黒子、主役は皆んな。 そんな言葉を口にしていた。

小谷さんを知ってほしくてやってるんだから小谷さんと話しを沢山して欲しい。と考えていたアイデアをやめる判断が出来たことも成長だと思う。

会場に入るなと言われ、会場の外でもれ聞こえてくる声を聞いていると笑いが絶えない様子に安心した。

旦那様も、家でぬいぐるみ遊びに夢中で、何をしているかわからない。という不安があったようだけど、今回、息子の姿を見て、助けてくださる方達がいるという事実を見てすっかり安心したみたい。

助けてくださる方、応援してくださる方、 そのままでいいと認めてくださる方がいる

剣しか持たないと言われる息子。

私達親の手元から巣立つ日に不安がないとは言えない時期もあった。

でも、彼の周りに沢山の方々がいる今。

支えてくれる皆様に感謝しかないです。

やっと自分の夢に向けて一歩進み始めた息子を

これからもよろしくお願い致します。

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サプライズな幸せ

友人数名と誕生日ランチしよー!お肉食べよー!と前々から約束していた日。

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着いた場所は、見覚えがある1軒のアパート…

窓の外を見ると、ママ塾1期の仲間達。

思考停止のまま、一室に入ると見知った顔がたくさん。

サプラーイズ!な早めの誕生日会を、ママ塾のみんなや、友達が開いてくれました。

ただただ、びっくり!

しばらく、固まる。

昨日、しんどい出来事があって、自分の力の無さに一瞬仕事を辞めようかと考えて無理矢理奮い立たせた今朝。

あー、こんなに支えてくれる仲間がいた。と、皆を見て安心した。

私が何かをやってるわけじゃなく、皆んながそれぞれに頑張っているママ塾。

なのに、こんなに幸せで、沢山ありがとうを言える

一日を過ごさせてもらっていいのかな?と思った一日。

手作りのご飯や、飾り付け、演奏やメッセージや、ベリーダンス(笑)

ママ塾や、仲間らしいお祝いをしていただきました。

沢山、悔し涙を流した昨日。

皆んなのおかげで幸せな涙になった今日。

私は皆さんのおかげで立ってられます。

絶対、私に出来る事で恩返しします!

そして、皆んなからいただいた幸せを誰かに恩送りします!

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効率的? 息子vs旦那様

もっと効率的に動けんと?

あまり息子の行動にとやかく言わない旦那様が お小言。

まあ、そう思っても仕方ないな。

そんな旦那様に、わかった!やる!と返事をして 数十秒…

鼻歌を歌いながら、また非効率なことをする。

爆発した旦那様。

効率的の意味がわかってるのか!

あー、くるぞ〜!

あのね、お父さん!

キターーー!

僕の脳みそは、そんな仕組みになってないの わからんと?

例えば 洗濯物を取り込んでたたんでしまうまでの工程に、PC開いたり、ぬいぐるみ遊び、お絵かきタイムなどの工程が入る息子。

洗濯物を取り込むまでに、 なんで洗濯物は外干しと部屋干しがあるんだろう?の疑問がわく。

取り込むのを忘れて、ネット検索。

あっ、まだ途中やったと気づく。

たたみだす。

このたたみ方の他に方法があるのかな?

調べる

洗濯物をたたみながら、何かを思いつく

しばし、空想世界に入ってぬいぐるみ遊び。 また、途中で気づく。

洗濯物が面白い形状になってるのを見て 何かを感じ、おもむろに絵を描く。

そして、取り込んでたたんでしまうまでに 数時間が費やされる。

その間に彼の周りには、色々なものが 散らばっている。

それが、彼の日常。

すんなり、数分で終わる日もあれば スイッチオンな日もある。

スムーズに流れる日もあるから、 出来ないわけじゃないと思われるし、 洗濯物をたたんでしまう。に意識すればやれるけど、 すごく疲れるらしい。

家の中でまで、疲れたくない。

そうだろうね。

片付けてからやればいい。

でも、彼の脳の仕組みはそうじゃない。

育てていくうちにわかってきたこと。

かといって私も彼の脳みそを全ては 理解出来ないから そんな人だ。と思うようにしている。

迷惑をかけそうな場面では、 声かけして、まずやらなければいけないことを 促す事にしているけど、家の中では放置。

いつまでも、親が面倒見れるわけじゃない。 と心配する旦那様の気持ちもわかる。

でも、結果、タンスにしまうんだから いいじゃん。と思いながらもね(笑)

そんな息子が旦那様に反論する。

からしたら、お父さんも効率が悪い。 なんで、1冊ずつ勉強してるのかな?

同じような内容なら、他のも一緒にやったほうがいい。10冊くらいなら一緒に見れるやん。

息子は、10冊くらいの本を同時進行で読む。

スイッチが入ったら相当な集中時間と深さ。

例えば、ある人物が気になるなら その人の生い立ちや、時代背景、著作を 一気に読む。

それで全体を捉えてから、深く追求したい部分を 調べ上げていく。

そんな彼から見たら、旦那様は非効率的に見えるらしい。

身の回りが出来ないなら、お世話してくれる秘書みたいな人を雇えばいいだけだし。

そんな息子に、雇えるほど 稼げるのか?と新たな心配事が増えた旦那様であった。

旦那様に、この本を渡すことにしよう。

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子ども予防学教室

土曜は子ども予防学教室

今月は、ちらし寿司、あさりのお味噌汁、春野菜のサラダ、菱餅作りと「はる」をテーマにしたちぎり絵工作

アレルギーや、3月の行事の話をする。

ひな祭りの由来は結構みんな知ってるけど 菱餅の由来はほとんど知らない。

行事と食の関係を知ると、食べる意味がわかるから

作りたい!のスイッチが入りやすい。

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みんなで手分けして、料理を作り

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菱餅は、各自で作る

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ちぎり絵の時間に、ある子が夏は蝶々。と言った一言にみんなが、えー!蝶々は春だよ!と 口々に伝える姿があった。

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おっ!いいタイミング!

蝶は春という固定概念を外すチャンス!と、 夏の蝶の話をなんとなくしてみる。

へー!そっか!

そうだ!夏も蝶いるね!

素直だよなー。

これは、これ。という固定概念は 誰にでもあるし大人になるとさらに強まる。

子どものうちに柔軟な頭を作るって大事。

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ところで、私、口頭で「はる」と「ちぎり絵」って テーマしか出してないけどなー(笑)

面白い転換をする子出てくるかな。